会計年度任用職員の勤務条件　一部職給与を月額制に　札幌市教委が規則案作成

（市町村 2019-12-26付）

規則案の概要（クリックすると拡大表示されます）

　札幌市教委は、会計年度任用職員の勤務条件に関する規則案を作成した。地方公務員および地方自治法の改正に伴い、新たに会計年度任用職員が設けられたことを踏まえ、勤務時間・休暇等についての必要事項を定めたもの。一部の職で、給与の条件が日額制から月額制に変更となる。規則の施行は令和２年４月１日からとしている。

　地方公務員法および地方自治法の一部改正によって、適正な任用・勤務条件を確保することを目的に、２年４月から会計年度任用職員が新たに制度化される。自治体で働く臨時・非常勤等職員の多くが任用職員となることから、市教委は規則案を作成した。

　会計年度任用職員はフルタイムとパートタイムの２種類のため、規則案にはそれぞれの概要を示した。

　また、校務助手など一部の職では、給与の条件が日額制から月額制に変わる。

　市教委は年度内にも同案に関する資料を作成。年度内に各校へ周知する。

(市町村 2019-12-26付)