札幌市教委・長谷川教育長あいさつ　結果のイメージ共有を　仕事始めに当たり意気込み

（市町村 2020-01-07付）

働き方改革の重要性も強調した

　札幌市教委の長谷川雅英教育長は６日、市教委で仕事始めに当たって職員に年頭のあいさつを述べた。東京オリンピック・パラリンピックの開催や小学校の学習指導要領の全面実施など重要な年となると強調し、職員同士で結果のイメージを共有することを要請。働き方改革の重要性にもふれ、「たくさんの子どもたちの笑顔があふれるよう、誠心誠意取り組んでいきたい」と意気込みを語った。

　長谷川教育長は、昨年の台風や一昨年の北海道胆振東部地震から防災教育の重要性を強調。昨年、学校震災マニュアルを改訂したことにふれたほか、医療的ケアが必要な児童がいる学校への看護師派遣の拡充や相談支援パートナーの小学校への配置拡充など様々な施策を展開してきたことについて「様々なセクションでそれぞれの事業に取り組んでくれた」と職員に感謝の気持ちを伝えた。

　ことしは東京オリンピック・パラリンピックの開催や小学校学習指導要領の全面実施など重要な年となることから、無駄なくすべきことに取り組むほか、職員同士で結果のイメージを共有するなど、凡事徹底で仕事に取り組むことを求めた。

　また、働き方改革の重要性を強調。「たくさんの子どもたちの笑顔があふれるよう、誠心誠意取り組んでいきたい」と意気込みを述べた。

(市町村 2020-01-07付)