発達障がい支援成果普及事業事例をデータベース化 3月末までに特センHP公開 道教委(道・道教委 2020-02-19付)
道教委は、発達障がい支援成果普及事業の取組事例のデータベース化を進めている。必要な情報を円滑に検索できるよう学校種別等に分類。事業におけるこれまでの取組事例に加え、本年度の新たな取組を中心とした各推進校の事例を盛り込む。3月末までに道立特別支援教育センターのホームページで公開する予定で、学校における発達障がいに関する理解の深化、幼児児童生徒への切れ目のない指導・支援の充実を図る。
事業は平成28年度から道と道教委が連携して取り組んでいるもの。推進地域、推進校の取組は、道保健福祉部の障がい児等支援連携体制整備事業、道教委の特別支援教育総合推進事業「発達障がい支援成果普及事業」として、両機関が調整しながら実施している。
事業は、全管内で推進地域を指定し、発達障がいのある子どもやその保護者への早期からの教育相談や支援体制の充実を図るため、『支援体制づくり取組事例集・追補版』を効果的に活用し、学校や教育委員会と保健・福祉担当部署が連携した取組を進めている。
道教委事業では、本年度推進校として102校・園を指定し、うち新規に38校・園を選定。
各推進校では、校内研修プログラムや『通常の学級における特別支援教育の視点を生かした実践事例集』『支援体制づくり取組事例集・追補版』を活用した校内研修や実践研究を進めている。
今回、道内すべての市町村、学校における発達障がいに関する理解を深めるため、事業における推進校、推進地域の取組事例のデータベース化を検討。また、発達障がいの可能性のある幼児児童生徒への切れ目のない一貫した指導や支援の充実を図ることもねらった。
作成中のデータベースは、必要な情報を円滑に検索できるよう学校種別等に分類。これまでの取組事例230件に加え、本年度の新たな取組を中心とした各推進校の事例を盛り込む予定。
データベースは、道立特別支援教育センターのホームページで公開する予定で、3月末の完成を目指して準備を進めている。
(道・道教委 2020-02-19付)
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