道教委が特別支援代表校長会議　国内外の動向に注視を　学び確保に向け宇田局長

（道・道教委 2020-02-18付）

全道の特別支援学校長２６人が出席した

　道教委は１４日、道庁別館で令和元年度第２回特別支援学校代表校長会議を開いた。特別支援学校長２６人が出席。席上、宇田賢治学校教育局特別支援教育担当局長は、子どもたち一人ひとりの十分な学びを確保するため、特別支援教育を含めた国内外における教育動向を注視する必要性を示した。

　会議は、本道の特別支援教育に携わる教育行政上の課題等について情報提供および研究協議を行い、本道の特別支援学校における学校運営全般の改善・充実を図るもの。

　開会に当たり、宇田学校教育局特別支援教育担当局長があいさつ。

　子どもたちの教育的ニーズに対応できる連続性のある多様な学びの場において、一人ひとりの十分な学びを確保することの重要性を強調。

　国がインクルーシブ教育システムの理念を実現していくスタンスのもと、特別支援教育を推進していることにふれ「国の特別支援教育の仕組みが大きく変わることも考えられ、注視していく必要がある」と指摘した。

　各校長において特別支援教育を含めた国内外の教育の動向などの情報収集に努め、全道の特別支援学校同士で情報共有しながら、「一枚岩となって課題解決に取り組んでほしい」と呼びかけた。

　このあと、各課担当者がＧＩＧＡスクールネットワーク構想や特別支援学校におけるフッ化物洗口の導入など、それぞれの所管事項を説明した。

(道・道教委 2020-02-18付)