北海道学び推進月間　各地の取組　１３ 釧路教育局

（道・道教委 2020-02-19付）

◆進路実現に向けた　学習に取り組む姿勢　養うガイダンス

　釧路湖陵高校は昨年４月１７日から１９日までの３日間、新１年生が参加する宿泊研修において、国語、数学、英語の学習方法についてのガイダンスおよび学習会を行った。

　生徒は、各教科における予習・復習の仕方やテストの活用方法について理解するとともに、課題解決や探究のための資料の活用や協働的な学習活動の方法などについて実体験として学ぶ機会を通して、高校での学びを充実させるために必要な学習習慣や学習に取り組む態度について考えた。

　高校での学習への不安を和らげるとともに、進路実現に向けた学習に意欲的に取り組むことができるようになるきっかけにした。

◆“学び合い”の良さ　実感できる授業　テーマに公開研究会

　釧路市立昭和小学校は、本年度「自ら学び、かかわり合いの中で、考えを深める子供の育成」を研究主題として全校で授業改善に取り組んでいる。

　１１月８日に実施された公開研究会では、管内から約１４０人の教諭が参加し「“学び合い”の良さを実感できる授業」を目指した研究授業を行った。

　また、研究協議では「子どもの思考をつなぐ手立てと場の工夫」を柱として話し合い、参加者から「教師の発問が子どもの考えを広げていた」「児童は、自分の考えを伝え合い、学び合う姿があった」などの声が寄せられた。

　今後は、取組の成果と課題を整理して、さらなる授業改善を図っていく。

【北海道学び推進月間標語】＝敬称略＝

▼最優秀賞

▽“わからない”　意欲湧き出る　キーワード（標茶高校１年･遠藤優璃）

▼奨励賞

▽広げよう　自分の世界　努力して（標茶町立中茶安別中学校１年･門田穂香）

▽今やろう　学べる幸せ　かみしめて（釧路北陽高校３年･小野海夢）

(道・道教委 2020-02-19付)