道小学校長会第５回理事研修会　新会長に神谷氏（札幌市篠路小）　新事務局長は吉田氏（札幌市川北小）

（関係団体 2020-02-26付）

神谷敦新会長

　道小学校長会は２１日、ホテルライフォート札幌で第５回理事研修会を開いた。新会長に札幌市立篠路小学校の神谷敦校長、新事務局長に札幌市立川北小学校の吉田信興校長を選出。神谷新会長は、各地区校長会が一致協力する重要性を示し、関係機関・団体との連携のもと「チーム北海道で北海道教育の充実に努めていきたい」と抱負を語った。

　開会式で大石幸志会長は、①国のＧＩＧＡスクール構想を踏まえたＩＣＴの今後の活用②文部科学省「教育委員会における学校の働き方改革のための取組状況調査」結果③中央教育審議会「新しい時代の初等中等教育の在り方　論点とりまとめ」④給特法改正に伴う在校等時間の把握―に関して説明。

　④では、国が示した在校等時間の定義を紹介し、留意事項では、原則として持ち帰り残業は行わないことが示されたことなどを伝えた。

　議事に移り、本年度の会務・各部の活動について報告。９月１１・１２日に開催予定の第６３回道小教育研究オホーツク・北見大会の進ちょく状況を報告した。

　行政説明では、道教委教職員課の河村健一主幹が道アクション・プランの取組状況、古屋和治主幹が在校等時間の把握の在り方、１週間単位の変形労働時間制の対象業務拡大について、それぞれ説明した。

　最後に、新年度役員として新会長に札幌市立篠路小の神谷校長、新事務局長に札幌市立川北小の吉田校長を選出。

　神谷新会長は、地域間で実情が異なる本道の特性を踏まえ、道小学校長会を通して各地区校長会が心を一つにして一致協力することが重要とし「そのことが全連小の活動の充実にもつながり、日本の教育、未来を動かす力となる」と述べた。

　その上で「これからも道小という組織を活性化するとともに、道中、道ＰＴＡ連合会、道教委や民間教育関係諸団体と連携を図り、チーム北海道として北海道教育の充実に努めていきたい」と語った。

(関係団体 2020-02-26付)