胆振管内教委連が委員研修会開く　教育効果の高い学校を　職場づくりで新保理事長講演

（関係団体 2020-02-26付）

管内１０市町の教育長や委員ら約５０人が参加

　【室蘭発】胆振管内教育委員会連絡協議会（会長・安藤尚志白老町教育長）は１２日から２日間、洞爺湖万世閣レイクサイドテラスで管内教育委員会委員研修会を開いた。管内１０市町の教育長や委員、胆振教育局の職員ら約５０人が参加。共通テーマ「オール胆振で教育効果の高い学校づくりを目指して」のもと、管内教育の充実に向けて講演や協議を行った。

　開会に当たり、安藤会長があいさつ。「これからの時代を担う子どもたちの教育についての課題解決に向けた道筋を一緒に考え、それぞれの市町で活用・発信していただきたい」と呼びかけた。

　来賓あいさつに立った胆振教育局の山上和弘局長は「次代を担う子どもたちに必要となる資質・能力の向上に向け、各市町教委と連携を密にし、諸課題の解決に努めていく」との考えを示した。

　続いて、特定非営利活動法人ほっかいどう学推進フォーラムの新保元康理事長が「ＧＩＧＡスクール構想と働き方改革どうするどうなる」と題し講演。

　新保理事長は「人手不足解消には魅力ある職場づくりに努めることが重要」と指摘。

　また、「校内業務を絞り込み小分けにすることが必要で、そのためにはＩＣＴのサポートが必須になる」と訴えた。

　２日目は、胆振教育局の竹内結美教育支援課長らが「管内教育の現状と課題について」をテーマに講話。

　管内における学力・体力の現状と課題、望ましい生活習慣定着に向けた取組などについて説明した。

(関係団体 2020-02-26付)