新型ウイルス関連で各種通知　文科省・道教委

（コロナウイルス関連 2020-03-09付）

◆家庭での指導や見守りに協力を　文科省

　文部科学省は５日付で、日本ＰＴＡ全国協議会、全国高校ＰＴＡ連合会、全国国立大学附属学校ＰＴＡ連合会に対して、通知「一斉臨時休業中の子供たちへの各家庭での指導と見守りについて（協力のお願い）」を発出した。

　各ＰＴＡ団体や会員の保護者などに対し、一斉臨時休業中の子どもたちに対する家庭での適切な指導や、地域における子どもたちの見守りなどについて協力を呼びかけている。

◆学校の業務例掲載　働く場の確保要請　非常勤講師など対象　文科省

　文部科学省は、５日付で通知「新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえた業務態勢の確保について」を各都道府県・指定都市教委教育長に発出した。

　地域・学校の実情に応じ、非常勤職員を含む職員全体の働く場を確保するよう要請。非常勤講師、学校用務員、給食調理員などが臨時休業中の学校で従事する業務例を挙げている。

◆道立高の合格発表　受験番号掲示せず　道教委

　道教委は５日付で、令和２年度道立高校入学者選抜の合格者発表にかかわって、合格者の受検番号の掲示取りやめについて通知した。

　新型コロナウイルス感染症拡大防止の一環。各中学校等に対しては、これまで同様、当該高校が受検者について学力検査の成績と合格者の受検番号・氏名を通知する。

　また、第２次募集等についても同様に対応する。全日制課程の高校において学力検査成績証明書を有する場合は、作文や面接等を実施しないこととした。

　合格発表に関する問い合わせ等への回答については、ミス防止の観点から窓口を一本化し、受検者一人ひとりの状況に応じて丁寧に対応する。

(コロナウイルス関連 2020-03-09付)