１６６自治体で臨時休館　道内市町村立図書館の開館状況　道立図書館まとめ（２４日現在）

（コロナウイルス関連 2020-04-30付）

　道立図書館は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴なう道内市町村立図書館等の開館状況をまとめた。４月２４日現在の調査では、１７９自治体中１６６自治体で臨時休館。休館中でも事前予約による貸し出しなどの対応をとっている自治体や、閲覧席の利用制限を設けて開館している自治体など、様々な工夫がみられる。

　調査は、各自治体・図書館のホームページや電話での聞き取りによるもの。

　１７９自治体中１６６自治体で臨時休館としており、管内別にみると、空知で２２、石狩で８、後志で１９、胆振で１０、日高で７、渡島で１１、檜山で７、上川で２０、留萌で４、宗谷で９（図書館改修工事中のため休館中の浜頓別町を除く）、オホーツクで１８、十勝で１８、釧路で８、根室で５自治体となっている。

　臨時休館中の図書館等では、一部で電話やインターネット等での事前予約による一般利用者への資料貸出受付や、相互貸借の依頼受付などを実施。

　開館中の図書館における対応内容をみると、閲覧席を利用禁止とするなど長時間の滞在を制限し、貸し出し・返却のみ行っている自治体や、１８歳未満の閲覧制限、開館日・時間の縮小などを行っている自治体がある。

　調査結果は道立図書館ホームぺージに掲載している。

(コロナウイルス関連 2020-04-30付)