道教委 2年度SSW配置予定 前年度比1人増52人 新規の紋別市など37市町(道・道教委 2020-05-15付)
道教委は、本年度のスクールソーシャルワーカー(SSW)活用事業における配置状況をまとめた。委託市町村数は、新規の紋別市を含む37市町。配置予定人数は前年度比1人増の52人となっている。道教委から道立学校やSSW未配置の市町村立学校に派遣する道教委SSWは、4人増の15人となった。
道教委は、平成20年度からSSW活用事業を開始。いじめ、不登校、暴力行為、児童虐待など生徒指導上の課題に対応するため、教育分野に関する知識に加え、社会福祉等の専門的な知識・技能を用いて、児童生徒の置かれた様々な環境に働きかけて支援するSSWを委託市町村に配置している。
SSWは、関係機関等とのネットワークの構築、連携・調整や学校内におけるチーム体制の構築・支援、教職員等への研修活動などを進める。
本年度SSW活用事業の委託市町はつぎのとおり。
▽空知=岩見沢市、滝川市、深川市、美唄市、砂川市
▽石狩=石狩市、北広島市、江別市、恵庭市、千歳市
▽後志=小樽市
▽胆振=室蘭市、苫小牧市、白老町、登別市、伊達市
▽日高=浦河町
▽渡島=北斗市
▽上川=東神楽町、比布町、東川町、鷹栖町、剣淵町
▽留萌=留萌市
▽宗谷=稚内市、枝幸町
▽オホーツク=遠軽町、北見市、斜里町、紋別市(新)
▽十勝=音更町、幕別町、清水町、広尾町
▽釧路=釧路市
▽根室=中標津町、別海町
(道・道教委 2020-05-15付)
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