道教委　３年度特別支援配置計画案　本科定員は１６７８人　知的障がい　札幌養護の分校新設

（道・道教委 2020-06-03付）

令和３年度公立特別支援学校配置計画案①（クリックすると拡大表示されます）

　道教委は２日、令和３年度公立特別支援学校配置計画案を発表した。知的障がいでは、札幌白陵高校校舎に札幌養護学校の分校を新設する。４校３学科で４学級増とする一方、１４校４学科で２６学級減。病弱では、手稲養護学校三角山分校で普通科（訪問）１学科１学級増となる。

　配置計画案をみると、３年度の定員は、本科が前年度より７６人減の１６７８人、専攻科が増減なしの３２人。

　道教委は、進学希望者数を本科１３８１人、専攻科１５人と見込んでおり、定員比率が本科１２１・５％、専攻科２１３・３％と、いずれも１００％以上の定員を確保している。

　障がい種別にみると、視覚障がいは本科が５学級２５人定員、専攻科が３学級２４人定員。

　聴覚障がいは、本科が６学級３８人定員、専攻科が１学級８人定員。

　知的障がいは、本科が２１３学級１４３９人定員。

　教室不足への対応として、札幌白陵高校舎において札幌養護の分校を新設する。普通科、普通科（重複）、普通科（訪問）の３学科で、８学級４９人定員。

　学級増は４校３学科４学級で、内訳は釧路養護学校が普通科１学級、星置養護学校ほしみ高等学園など２校が普通科（重複）２学級、室蘭養護学校が普通科（訪問）で１学級。

　一方、１４校４学科で２６学級減。

　内訳は、美深高等養護学校など３校が職業学科３学級、美唄養護学校など８校が普通科１１学級、札幌養護など５校が普通科（重複）７学級、札幌養護学校など４校が普通科（訪問）５学級。

　肢体不自由は、本科４０学級１４０人定員。真駒内養護学校など３校が普通科（重複）４学級増となる一方、網走養護学校が普通科（重複）１学級減、真駒内養護学校が普通科（訪問）１学級減となった。

　病弱は、本科７学級３６人定員。手稲養護三角山分校で普通科（訪問）１学科１学級増となる。

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令和３年度公立特別支援学校配置計画案②（クリックすると拡大表示されます）

(道・道教委 2020-06-03付)