服務規律保持の徹底を　相次ぐ事故受け道教委

（道・道教委 2020-06-03付）

　道教委は、１日付で通知「職員の服務規律の保持にかかる取組の徹底」を各部課長、教育局長、所管機関長、市町村教委教育長に発出した。道立学校職員による傷害容疑、飲酒運転事故の発生を踏まえた対応。道教委の各所属長において、全職員を対象に抑止効果のある職場研修の実施を求めた。

　５月２８日、胆振管内の道立学校職員が傷害容疑で逮捕される事故が発覚。２９日にはオホーツク管内の道立学校職員による飲酒運転事故が発生した。

　道教委は今回の事案を「児童生徒や保護者、道民への学校教育全体に対する信頼を大きく損なうもの」と強調。

　道教委の各所属長において、今回の事案を深刻な事態ととらえ、すべての職員に職場研修（自身の行為による結果、周囲や家族への影響などを各自で確認し、抑止効果のあるもの）の実施を要請した。

　市町村教委においても、公務員としての自覚と法令順守、道民の信頼を損なう行為は絶対に許されるものではないという意識の徹底を呼びかけている。

(道・道教委 2020-06-03付)