電波の日 デジタルコンテンツ　札北高が総務大臣奨励賞　道産米広める店舗を取材

（学校 2020-06-17付）

　札幌北高校（林正憲校長）は、令和２年度電波の日における表彰において地域発デジタルコンテンツ総務大臣奨励賞を受賞した。受賞作「結び」は国内外に北海道米を広める活動を通して、未来に米文化を残そうとするおむすび店を取材したもの。放送局顧問の酒井誠至教諭は、今後も世界とのつながりを見いだせる活動を続けていくとしている。

　総務省は毎年６月１日の電波の日に、全国の総合通信局から推薦されたデジタルコンテンツ作品の中から、特に優れた作品に対して地域発デジタルコンテンツ総務大臣奨励賞を授与している。

　本年度は全国から２０作品が推薦され、うち８作品が受賞。道内からは、札幌北高放送局ビデオメッセージ制作班の動画作品「結び」が地域発デジタルコンテンツ総務大臣奨励賞を受賞した。

　動画作品「結び」は平成３０年制作。令和元年、道映像コンテスト２０１９の学生部門（高校）で奨励賞を受賞。本年度、道総合通信局から推薦を受け、地域発デジタルコンテンツ総務大臣奨励賞を受賞した。

　内容は、北海道米を国内外にＰＲし、未来に米文化を伝える活動を展開する店舗を取材。国内外で活躍する店長の姿を通し、米の大切さを伝えている。受賞作は動画共有サイトＹｏｕＴｕｂｅで視聴できる。

　受賞を受け、放送局顧問の酒井教諭は「大きな賞をいただき感謝している。今後も身近なことに感動できる敏感さ、世界とのつながりを見いだせる思慮深さを体得できるよう、放送局の活動を続けたい」と語った。

　表彰式は、あす１８日に同校で行われる予定。

(学校 2020-06-17付)