留学事業で情報交換　全国１２校結びオンライン会議

（学校 2020-06-10付）

今後の教育活動充実に向けヒントを得た

　【網走発】斜里高校（赤津博久校長）は５日、高校生の地域留学推進のための高校魅力化支援事業の採択を受けた全国１２校と内閣府の関係者を結んだオンライン会議に参加した。「地域みらい留学３６５」の取組に関する情報交換などを通し、今後の教育活動の充実に向けたヒントを得た。

　本年度、内閣府と地域・教育魅力化プラットフォームが立ち上げた地域みらい留学３６５は、高校２年生の１年間、採択校の中から希望する高校に留学するもの。この取組のキックオフと銘打った関係者の意見交換会に、同校と斜里町の関係者５人が参加した。

　会議では、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局併内閣府地方創生推進室の神野えりか参事官補佐、地域・教育魅力化プラットフォームの水谷智之理事・会長が事業について説明したあと、各校が取組概要を紹介し、意見を交わした。

同校は、「他県の高校の概要を聞きとてもよい刺激を受けた。総合学科として本校ならではの特色を生かした教育活動のさらなる充実を図るとともに、来年度の留学生の受け入れに向けて、積極的に発信したい」としている。

　今後は、７月２６日にオンラインで行われる地域みらい留学フェスタや、各ブロック・各校の説明会を経て、１２月ごろに生徒の留学先が決定する見通し。

(学校 2020-06-10付)