岩見沢農業高生が起工測量体験　現場の楽しさを実感　空知建設業協会と連携授業

（学校 2020-06-18付）

　【岩見沢発】岩見沢農業高校（鎌田一宏校長）は１１日、同校で空知建設業協会との本年度３回目の連携授業を開いた。農業土木工学科開発土木専攻班の生徒１３人と、協会から事務局職員や会員企業の現場で勤務する職員など１８人が参加。生徒はドローンを活用したＩＣＴの測量など体験し、「機械の使い方をマンツーマンで教えてもらえて、微調整の仕方などいろいろなことが聞けてよかった」などと感想を寄せた。

　５月中・下旬には、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ウェブ会議アプリを活用して第１回、第２回の授業を行った。３回目の今回、初めて実際に顔を合わせた。

　起工測量についての説明のあと、実際にトータルステーション、レベル、巻き尺を用いた従来の方法で測量を実施。生徒は、実際に現場で働く会員企業職員から機械の使い方などマンツーマンで指導を受けた。

　続いて、ドローンを使い最先端のＩＣＴ技術を活用した方法で測量を実施。飛行ルートを設定してドローンを飛ばした。生徒たちは、標識を目印に上空からの映像を撮影する操作方法などを学んだ。

　参加した生徒の一人は「機械の使い方をマンツーマンで教えてもらえて、微調整の仕方などいろいろなことが聞けてよかった。現場の楽しさを実感した」と話していた。

(学校 2020-06-18付)