道教委　特別支援ＳＶ等研究協議会　円滑な運営方法等協議　３会場を結び開催

（道・道教委 2020-07-10付）

　道教委は２日、道庁別館と道立特別支援教育センター、各教育局をオンラインでつなぎ、特別支援教育スーパーバイザー（ＳＶ）等研究協議会を開いた。ＳＶ業務の効果的な推進に関する説明・協議などを実施。各教育局のＳＶや道立特別支援教育センターの所員など１７人が参加し、専門家チームの円滑な運営方法や、関係機関との連携の在り方などについて意見を交わした。

　協議会は、各教育局に配置したＳＶの資質向上を図るとともに、特別支援教育を推進する指導主事相互の連携を深めることがねらい。

　新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、オンラインで開催した。

　堀田裕之特別支援教育課長補佐が、特別支援教育の動向や課題などについて説明。ＳＶに期待することとして、①教員の意識改革②管理職・担当教員への支援③市町村教委との連携④ＳＶ同士の連携・指導班内での協力体制―の４点を挙げた。

　引き続き、ＳＶ業務の効果的な推進に向け、「障がいのある児童生徒の教育課程の管理」「インクルーシブ教育システムの構築に向けた取組の推進」について協議。

　学校に派遣し担当教員に助言する専門家チームの円滑な運営方法や、関係機関との連携の在り方などについて理解を深めた。

　このあと、特別支援教育課の津川周一主査が道教委の事業について説明。文部科学省の補助事業「切れ目のない支援体制整備充実事業」、委託事業「経験の浅い教員の専門性向上にかかる支援体制等構築研究事業」、道教委の発達障がい支援成果普及事業などの内容を解説した。

(道・道教委 2020-07-10付)