奥尻高イノベーション事業部　ネットでＴシャツ販売　売上金は部活動遠征費に

（学校 2020-07-10付）

　【函館発】奥尻高校（清水信彦校長）の生徒有志が立ち上げたオクシリイノベーション事業部（ＯＩＤ）は、インターネットショップでＴシャツの販売を開始した。売上金は、部活動の遠征費として活用する。２０日まで。

　ＯＩＤは、大会遠征費などで、ハンデが多い離島の部活動を支援するために創設。

　「部活動を支援し、自らの能力を伸ばす」という目標に向け活動しており、クラウドファンディングやオリジナルグッズの販売を通して、資金面の支援に取り組んでいる。

　グッズは、これまで島内や函館市内で開かれるイベントで販売してきたが、範囲を拡大するため、インターネットショップの活用を計画。新型コロナウイルスの影響で、例年のようにイベントで販売できなくなったことを受け、６月から準備を進め、開設に至った。

　今回は、オリジナルデザインのＴシャツのみ販売。Ｔシャツは、部活動と生徒会活動、ブナの葉をイメージしてデザイン。ブナには木言葉として「繁栄」の意味があり、生徒の活動を繁栄させるという意味からデザインに採用した。

　サイズは、Ｓ～ＸＸＬ。色は、ナチュラル、ライトパープル、アイビーグリーン、インディゴの４色となっている。

　価格は１枚４０００円となっており、送料が別途必要。

　希望者は、https://oqooid.stores.jp/のＵＲＬを入力するか、同校ホームページ、Ｆａｃｅｂｏｏｋからショップページに移行して購入できる。

(学校 2020-07-10付)