校地整備等で感謝状　美唄尚栄高が地元建設業者へ

（学校 2020-07-13付）

　【岩見沢発】美唄尚栄高校（家近昭彦校長）は６月中旬、地元の建設業者の地域貢献活動や寄付に対する感謝状贈呈式を開いた。グラウンド・テニスコートの整備を行った㈱北有建設、校章付き垂れ幕と防災ヘルメットの寄付やグラウンドの除排雪、敷地内舗装区・学校周辺の清掃、教材の無償搬送などを行った㈱岸本組、㈱丸庭佐藤建設などへ家近校長が感謝状を手渡し、謝意を示した。

　グラウンド・テニスコートの整備を行った北有建設の若月誠社長に、家近校長が感謝状を手渡したほか、デザイン系列の生徒が制作した記念品「フラワーボックス」を贈呈した。

　また、岸本組の岸本友宏社長、丸庭佐藤建設の南部真樹社長、地域貢献を行った現場の代理人なども来校。

　岸本組からは、校章付き垂れ幕と防災ヘルメット３０個の寄贈を受けた。垂れ幕は校舎に掲げ、ヘルメットは備蓄品として活用する。

　グラウンドの除排雪と敷地内舗装区・学校周辺の清掃は、丸庭佐藤建設、岸本組・平北・サトー工建共同企業体、岸本組・植村共同企業体の３者が合同で取り組んだ。

　教材の無償搬送は、岸本組、丸庭佐藤建設の２社が合同で行った。

　教育環境の充実に対する支援を受け、家近校長が、岸本社長と南部社長、各現場代理人に感謝状を贈呈。また、デザイン系列の生徒がフラワーボックスを手渡した。

　代表生徒は「グラウンドの整備や寄付などをしていただきありがとうございました。これからも感謝の気持ちをもって学校生活を頑張りたい」と述べた。

　岸本社長は「地元のスポーツや教育活動に貢献したいという思いがある」と述べ、今後も支援を継続していく考えを示している。

　南部社長は「記念品のフラワーボックスは大切に飾りたい。次年度以降もできることがあれば協力していきたい」と話していた。

　家近校長は「教育活動を支援していただいて感謝している。思いやりのある子どもたちに育てたい」と謝辞を述べた。

(学校 2020-07-13付)