独自に外国語指導力向上研修　９月から６ブロックで　模擬授業や協議　渡島局

（道・道教委 2020-07-14付）

　【函館発】渡島教育局は、独自事業として小学校外国語活動・外国語指導力向上研修を９月から開始する。管内市町を６ブロックに分け、各ブロックの中学校教諭１人を講師に模擬授業や指導計画に関する協議を実施する。

　研修は、新学習指導要領における小学校中学年の外国語活動および高学年の外国語科の全面実施に当たり、小学校教員の外国語等の指導力と英語力を向上させ、外国語教育の充実を図ることが目的。

　渡島局は、新学習指導要領で示された小学校での外国語活動・外国語科の学びを深めるため、ことし３月から研修の実施に向けて検討を重ねてきた。

　研修では、義務教育指導班の指導主事が学習指導要領の改訂について説明するほか、講師による模擬授業と参加者同士の協議による単元の指導計画作成に取り組む。模擬授業は、各ブロックの教師が、市町の児童の課題に対応した内容で行う。

　研修は、９月と１０月に３回ずつ開催。このほか、函館市内の教員を対象とした研修も検討していく。希望者は、開催日の２週間前までに、教育支援課の中村睦主査まで。

　開催日と対象の市町、会場はつぎのとおり。

▼９月

▽１０日＝北斗市―北斗市総合文化センター

▽１８日＝七飯町―七飯町大沼岳陽学校

▽２５日＝松前町、福島町―松前町松城小

▼１０月

▽１５日＝鹿部町、森町―森町森小

▽２０日＝八雲町、長万部町―八雲町八雲小

▽２２日＝知内町、木古内町―知内町知内小

(道・道教委 2020-07-14付)