５年度インターハイ準備へ道教委　８月１日に担当課長設置　現職課長と兼職　業務効率化

（道・道教委 2020-07-28付）

機構改正案（クリックすると拡大表示されます）

　道教委は２２日の教育委員会で、８月１日から学校教育局健康・体育課内に「高校総体担当課長」を設置することを決定した。令和５年度に道内で開催する全国高校総合体育大会（インターハイ）の準備に当たり、意思決定や対応の迅速化、業務の効率化を図るための措置。現職の課長による兼職とする予定で、近日中にも担当人事を発令する。

　道内におけるインターハイ開催は昭和６２年度以来３６年ぶり。本年度、道教委は教育長を会長とする道準備委員会を設置。３年度に知事を会長とする道実行委員会を設置し、４年度に各会場地（市町村）実行委員会を設ける予定となっている。

　新型コロナウイルス感染症への対応の検討、国・各市町村との調整など、課長職業務の急激な増加が予想されることから、これらの対応が滞ることのないよう、道教委は高校総体担当課長の設置を２２日の教育委員会会議で決定。意思決定や対応の迅速化、業務の効率化を図る。

　高校総体担当課長は、学校教育局健康・体育課に設置。現在、健康・体育課長の所管となっている高校総体企画係と高校総体競技係を担当課長の所管とする。

　道教委は、近日中にも担当人事を発令する予定。設置期間は当面の間とし、次年度以降に関しては今後検討する。

(道・道教委 2020-07-28付)