道教委　基幹産業紹介ガイド　建設業の魅力を語る　１２月完成目指し作業

（道・道教委 2020-07-31付）

インタビューを受ける佐藤さん（左）

　道教委は、令和２年度版『基幹産業紹介ガイドブック』の作成作業を進めている。２８日には、札幌工業高校を卒業し札幌市内の建設業者・勇建設㈱で働く佐藤飛雅さんを取材。インタビューを受けた佐藤さんは、建設業の魅力として、成果物が人々の役に立つことや、達成感を味わえる点などを伝えた。

　ガイドブックは、農林水産業や建設産業への就業について、多くの中高生の進路の選択肢の１つとなるよう、その魅力などを紹介。担い手確保のため、道内の高校生に配布する。

　新千歳空港にある工事事務所に、高校教育課の大友孝将主査と藤田朋軌主任指導主事が訪問。佐藤さんにインタビューした。

　佐藤さんは高校２年生のときにインターンシップを体験。建設業の現場を見学したほか、ドローンの操縦を通して、建設業の魅力を感じたという。「つくり上げたものが人々に貢献している姿を見て建設業に憧れた。大きな建設機械を動かしてみたいと思った」と建設業を志した理由を語った。

　大友主査が仕事のやりがいや魅力について質問。

　佐藤さんは、ほかの業界で味わえない魅力として「大きなものをつくり上げる達成感」を挙げた。

　ガイドブックは１２月ころの完成を予定。建設業のほか、農業・林業・漁業に就職した若者のインタビューを掲載する。

(道・道教委 2020-07-31付)