同時双方向で教育職員免許法認定講習　１１月７日から開設　対象は特別支援２種　道教委

（道・道教委 2020-09-16付）

　道教委は、ウェブ会議システムZoomを活用した同時双方向による教育職員免許法認定講習を１１月７日から開設する。開設課程は特別支援学校教諭２種免許状の「知的障がい者・肢体不自由者・病弱者」取得課程と「聴覚障がい者」領域追加課程。受講希望者は道立学校においては校長、市町村立学校においては市町村教委を通し、１０月９日までに管轄の教育局長に申込書を提出する。

　道内公立学校に勤務する現職教員を対象に、教育職員免許法による免許法認定講習を開設し、免許状の取得に必要な単位を修得させることが目的。

　新型コロナウイルス感染症の影響を受け、夏季休業期間に予定していた集合形式による講習を中止。代替措置として、Zoomを使用した同時双方向型の遠隔講習を実施する。

　受講対象は、特別支援学校教諭免許状（該当する特別支援教育の領域、養護学校教諭免許状含む）を有しない現職教員。

　開設期間は１１月７日から令和３年２月１７日となっている。

　定員は、特別支援学校教諭２種免許状（知的障がい者・肢体不自由者・病弱者）取得課程が１００人。特別支援学校教諭２種免許状（聴覚障がい者）領域追加課程が６０人。

　教職員課ホームページには、講習の科目履修などに関するQ＆Aを掲載。いずれの課程もオンラインで受講後、レポートなどによる成績審査に合格した人に単位を授与する。

(道・道教委 2020-09-16付)