道教委　民俗芸能伝承フォーラム　１１月１６日に遠隔開催　後継者育成の取組等協議

（道・道教委 2020-09-23付）

　道教委は、１１月１６日午前１０時３０分からほっかいどう民俗芸能伝承ｅフォーラムを開く。新型コロナウイルス感染症拡大防止のための措置で、道庁別館と各管内１４会場を遠隔システムで接続し、道北・オホーツク圏域の民俗芸能団体による実演を配信。「地域の民俗芸能を将来に引き継いでいくために」をテーマに、伝承活動に関する課題や後継者育成の取組などを協議する。

　令和元年度から３ヵ年計画で民俗芸能伝承活動の取組の充実、継続的な振興・伝承を図る道ふるさと民俗芸能伝承事業の一環。新型コロナウイルス感染症の影響で、本年度は代替事業として遠隔によるeフォーラムを開き、民俗芸能の保存団体や市町村に対して他団体との交流の機会を提供し、広く情報提供を図る。

　令和元年度は道南・道央圏域の民俗芸能団体が実演。本年度は、上川・留萌・宗谷・オホーツク管内における民俗芸能団体が動画で過去の実演を発表し意見を交換する。

　当日、道庁別館と各管内を遠隔システムで接続し、民俗芸能の実演動画を配信。１団体２～３分程度で、８団体程度が出演する。

　意見交換のテーマは「地域の民俗芸能を将来に引き継いでいくために」。伝承活動に関する課題、後継者育成の取組、学校教育や社会教育における活動内容、地域振興や観光事業とのタイアップ、活動資金の調達方法などについて協議する予定。４管内の民俗芸能団体の代表者が意見を交わし、他管内の参加者はその様子を視聴する。

　参加対象は、民俗芸能団体の会員、市町村教委職員、市町村関係部局職員。

(道・道教委 2020-09-23付)