田中学園立命館慶祥小の概要　イマジネーション教育を　卒業までに英検準２級以上

（学校 2020-09-29付）

　北海道日本ハムファイターズスペシャルアドバイザーの田中賢介氏が理事長を務め、令和４年４月開校予定の学校法人田中学園立命館慶祥小学校の概要がまとまった。英語を取り入れた日常生活が送れるよう、イマジネーション教育を意識して学年専属でネイティブ教員を配置するほか、５～６年生の海外研修プログラム、１年生からの英語の授業を盛り込むなど、卒業時までに英検準２級以上の英語力の取得を目指し、世界に挑戦する子どもたちの育成を目指す。

　小学校の設置者は、田中氏が理事長を務める学校法人田中学園。場所は札幌市豊平区西岡で、広さは５６４５平方㍍（校舎敷地２６３６平方㍍、運動場３００９平方㍍）。児童数は１学年５０人（１学級２５人）、６学年で３００人を見込んでいる。

　学校目標「世界に挑戦する１２歳」のもと、挑戦、協働、貢献の３つのミッションを設定して教育活動を実施する。

　主な教育活動として、国際教育、スポーツ＆アート、確かな学力の３つを柱に展開。

　特に、国際教育に関しては、英語イマジネーション教育を意識し、学年専属のネイティブ教員を配置するほか、体育・情報などの実技教科においてネイティブ教員と日本人教員がペアになって授業を行う。

　５・６年生には１～２ヵ月間の海外研修を選択できるプログラムを提供するほか、１年生から教科として英語の授業を行うなど、卒業時までに英検準２級以上の力を身に付けさせる。

　特色として、１学級２５人を基本とした少人数制を導入するほか、毎朝のウォームアップ活動、１年生からＩＣＴ教育を教科として実施。

　進路については、一定の条件を満たせば、立命館慶祥中学校・高校への特別推薦も可能となる。

　現在、４年４月開校へ向けて設置準備を進めている。教員を募集しており、現職教員や新卒採用者に限らず、様々な人材を求めている。

　なお、最新情報等については、田中学園立命館慶祥小学校ホームページで随時、公開していく。

(学校 2020-09-29付)