日ハムアドバイザー・田中氏　４年４月小学校開校へ　世界に挑戦する１２歳を

（学校 2020-09-29付）

左から久野常任理事、田中理事長、江川校長

　北海道日本ハムファミリースペシャルアドバイザーの田中賢介氏は２４日、札幌市内のアスティ４５ビルで令和４年４月開校予定の田中学園について学校法人立命館と共同会見を開いた。学校名は「学校法人田中学園立命館慶祥小学校」とし、国際教育などを柱に様々な教育活動を展開。田中理事長は、世界に挑戦する１２歳、世界に通用する１８歳の育成を目指していく考えを示した。

　共同会見には、理事長を務める田中氏と、学校法人立命館の久野信之常務理事、立命館慶祥中学校・高校の江川順一校長が出席。

　第１部では、田中理事長が田中学園立命館慶祥小の概要を紹介。

　札幌市豊平区に校舎を構え、学校目標は「世界に挑戦する１２歳」。国際教育や確かな学力、スポーツ＆アートを教育の柱としていることを紹介した。

　第２部では、久野常任理事と江川校長が協定・連携内容について説明した。

　協定・連携内容について、①相互に教育活動の発展に向け、交流、協力、連携②相互に連絡を取り合い、立命館は田中学園立命館慶祥小の児童募集活動に協力③立命館は、田中学園と立命館の教学提携を推進するため、田中学園の理事となる人を派遣④田中学園と立命館は、教育の高度化のため、相互の教育活動を支える人的交流を行う⑤協定の期間は、締結した日から８年３月３１日までの期間とする。その後は、解約の申し出のないときは、引き続き同一の条件をもって１年間延長されるものとし、延長期間が満了したときも同様とする―の５点とした。

　田中理事長は「世界に挑戦する１２歳、世界に通用する１８歳に向けて一貫校ができることを、とてもうれしく感じている」と語った。

　久野常任理事は「自分の未来のため、誰かのために頑張れる子どもたちに育ってほしい」と期待。江川校長は「児童の皆さんとの交流を楽しみにしている」と述べた。

　保護者説明会は１１～１２月ころに開く予定。

(学校 2020-09-29付)