事業の大胆な見直しも　３年度予算編成方針　札幌市

（札幌市 2020-10-14付）

　札幌市は、令和３年度予算編成方針を策定した。方針のポイントとして、①アクションプラン２０１９で計画された事業の大胆な見直しと柔軟な推進②新型コロナウイルス感染症を前提とする社会へ転換するための予算枠の確保③不透明性の高い環境下で財政運営を行うための方策―の３点を示した。予算要求書の提出期限は１１月２日まで。予算要求の公開、市長査定を経て、来年２月初旬に予算案を発表する。

　３年度は「アクションプラン２０１９」に掲げる「まちづくりの取組」および「行財政運営の取組」を、現下の社会経済情勢を踏まえながら柔軟・着実に推進する。また、新型コロナウイルス感染症や、ウィズコロナ・アフターコロナにおける新しい日常への対応などの新たな行政需要に重点的に資源を配分。新型コロナウイルス感染症の影響で経済・財政運営の不透明性が増す中においても、安定的な財政運営を行うため、すべての経費の効率化を徹底する。

　今後のスケジュールは、１１月２日までに予算要求書を提出し、１２月上旬に予算要求を公開。来年１月中旬の市長査定を経て、２月初旬に予算案を発表する。

(札幌市 2020-10-14付)