札幌市中学校教頭会が研修会等　研究協議会は半日日程　米里中・藤倉校長講義も

（札幌市 2020-10-14付）

約７０人が参加した

　札幌市中学校教頭会（藤王尚之会長）は８日、札幌コンベンションセンターで定例会・研修会を開いた。定例会では来月開催する研究協議会を半日日程とするなど実施要領等を確認。研修会では、米里中学校の藤倉悟校長が自身の経験をもとに講義し、教頭会へエールを送った。

　はじめに藤王会長があいさつ。進路業務が本格化する時期となったことにふれ、「教頭として、進路業務は特に間違いのないように対応していきたいが、笑顔を絶やさず、教職員の心に明かりを灯すような声かけを心がけてほしい」と求めた。

　また、自らの健康管理も大事であるとし、「身体に気を付けて頑張ろう」と呼びかけた。

　定例会では、研究協議会実施要領および参加方法について要点を連絡。従来、全日で実施していたものが半日となったことで、レポートを中心に交流することなどのほか、会場は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、会場のホテルライフォート札幌で参加者間の距離を置くなどして、実施することを報告した。

　札幌市中学校進路指導協議会からは、石狩管内の公立高校における学校説明会や部活動について報告した。

　研修会では米里中の藤倉校長が「今こそ、自分の価値に気づき、誇りをもつ時！」と題して講義。

　教頭不在で気づいたことなど教頭職の重要性を伝えたほか、校長職としての取組を説明するなど、教頭会へエールを送った。

(札幌市 2020-10-14付)