建設産業の役割学ぶ　旭川市神居東中が現場を見学

（学校 2020-10-20付）

ショベルカーに乗り掘削作業を体験した

　【旭川発】旭川市立神居東中学校（岡﨑良昭校長）の１年生約７０人は７日、建設産業の関連機関・団体からなる「北のけんせつ担い手」育成会議主催の工事現場見学会に参加した。東神楽町内で施工中の地域高規格道路の旭川東神楽道路を見学したほか、高所作業車、ショベルカーに試乗。楽しみながら公共工事の意義や建設産業の役割について学んだ。

　「北のけんせつ担い手」育成会議は、上川管内のインフラ整備を担う旭川開発建設部や上川総合振興局旭川建設管理部のほか、旭川市、業界団体の旭川建設業協会（川島崇則会長）、上川調査設計協会（千葉新次会長）で構成されている。

　建設産業における担い手の確保・育成に向けた取組として、現場見学会を実施してきた。

　社会の役に立つ公共事業について理解を深め、将来の仕事として建設産業に親しむことを目的としている。同校対象の見学会は２年目。

　当日、工事概要説明、測量の仕事とドローン、高所作業車の試乗、ショベルカーの操作体験の４つのブースを設け、現場見学を実施した。

　工事概要説明では、旭川建設管理部職員や工事関係者が道路事業の概要および工事内容を紹介。生徒は橋梁の構造や工程について理解を深めていた。

　また、上川調査設計協会の会員企業担当者が、測量の仕事やドローンなどの最新機器について説明したあと、ドローンを飛ばして記念撮影を行った。

　旭川建設業協会による高所作業車、ショベルカーの試乗体験も行い、生徒は楽しみながら建設産業の魅力を味わっていた。

(学校 2020-10-20付)