札幌市立高校等生徒会リーダー交流会　遠隔で１２月２日と９日　オンライン情報交換は初

（札幌市 2020-10-22付）

　札幌市立高校・特別支援学校長会（鈴木恵一校長）は、本年度の生徒会リーダー交流会について、オンラインで開催する予定だ。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、１２月２日と９日にウェブ会議システムＺｏｏｍを活用して、各校の生徒会を接続し、活動紹介などを行う。オンラインでの情報交換は初の試み。２０日の市立高校特別活動部長連絡協議会で決議した。

　交流会は、市立高校７校と市立札幌開成中等教育学校後期課程の生徒会に所属する生徒が交流や研修を行うもの。目的として、「各校の代表としての自覚を促し、リーダーとなる資質の向上を目指す」「各校の活動を共有し、それぞれの生徒会執行部活動に生かす」「リモートによるコミュニケーション方法を学ぶ」「市立高校の連帯感を継続させ、来年度以降の活動につなげる」ことを掲げている。

　これまで、市生涯学習総合センターちえりあを活用し、市立高校の生徒会役員がスライドや動画を用いて、生徒会活動や学校行事などについてプレゼンテーションを実施。

　本年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、生涯学習総合センターちえりあでは定員を半減しての実施が求められ、入室できる生徒数が制限されることを踏まえ、各校でＺｏｏｍを活用した交流会を初めて開く。

　交流会は、１２月２日と９日に実施。

　２日は、本年度の各校における生徒会活動紹介や新型コロナウイルス感染防止対策を講じながら各校で工夫して行った取組を発表するなどプレゼンテーションを実施。

　９日は、２日の発表をもとに、各校が直面している課題などについて意見を交流する。

　なお、本年度の当番校は市立札幌大通高校となっている。

(札幌市 2020-10-22付)