道　３年度から環境教育事業　未来図作成など展開　来年３月まで実施校募集

（道・道教委 2020-11-12付）

　道は、来年度から環境教育事業「フロンティアキッズ育成事業」を開始する。ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）の視点から地域の将来像を考える地域未来図の作成など、道内の小学校６校で環境教育を展開。実施校を来年３月１２日まで募集する。

　事業は、従来のキッズISO１４０００プログラム事業をリニューアルして開始するもの。

　「学び」「深め」「共有する」をコンセプトとする環境教育を展開し、子どもたちに自分の町のよさや問題点に気付き、ＳＤＧｓの活用による環境・経済・社会のかかわりを学び、地域貢献への意識と誇りの芽生えを促し、地域をけん引して持続可能な社会を築くリーダーを育成する。

　具体的には、道ＳＤＧｓ推進人材バンクから講師を招へいしてＳＤＧｓ１７の目標を学習するほか、地域の環境のよさや問題点を見つめ直し、自然や町並みを未来に残す方法をＳＤＧｓの視点から考える地域未来図の作成に取り組む。

　使用するＳＤＧｓノートや地域未来図の模造紙などの物品は、協力に当たる道環境財団が提供する。

　小学５年生を対象に、実施校として道内から６校募集。参加は学年単位で、実施時数は最大２７時間。来年４～１０月末の実施を予定している。

　応募期限は来年３月１２日で、本年度中に実施校を決定する。応募校数が上限を上回る場合、地域バランスなどを考慮して決める。

(道・道教委 2020-11-12付)