札幌市博物館活動センター　疫病退散など４２９点　大きなアマビエを展示

（札幌市 2020-11-18付）

大きなアマビエ

　札幌市博物館活動センターは、５月から募集していた塗り絵作品などを合わせた大きなアマビエ作品を展示している。小学校や保育園などから集まった作品４２９点を展示。各作品には「疫病退散」「早くコロナが終息しますように」などのメッセージが添えられている。２８日まで。

　センターは、新型コロナウイルス感染症の拡大にかかわって、疫病が治まるといわれる日本に古くから伝わる海に住む妖怪「アマビエ」と、札幌で発見された世界最古の大型カイギュウ化石「サッポロカイギュウ」を使った大型作品の展示を企画。一刻も早い新型コロナウイルス感染症の終息を願い、医療従事者をはじめ、日々の暮らしを支えてくれている人にエールを送るため、メッセージや思いを込めたアマビエやサッポロカイギュウの塗り絵などを５月から募集した。

　市民のほか、小学校や保育園などから合計４２９点の作品が集まり、作品一つ一つを合わせた大きなアマビエ２１点が完成した。

　個々の作品には「疫病退散」「コロナに勝つ！」「早くコロナが終息しますように」などのメッセージが添えられている。

　完成した大きなアマビエは２８日まで展示。なお、センターホームページでも寄せられた作品を掲載している。

(札幌市 2020-11-18付)