HPリニューアル等報告 道公立学校事務長会第2回理事研(関係団体 2020-12-15付)
坂井秀昭会長
道公立学校事務長会(坂井秀昭会長)は11日、道庁本庁舎で令和2年度第2回理事研究協議会を開いた。テレビ会議システムを活用して25人が参加。議事では、人材育成にかかる調査研究に関するアンケートの調査結果を支部長を通して全会員に周知することや、同会ホームページをリニューアルしたことなどを報告。協議では、4年度道文教施策要望の意見集約などについて審議した。
開会式では、坂井会長があいさつ。本年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、学校現場では感染症防止対策に関連した学校教育活動再開支援事業、衛生環境等整備事業のほか、就学支援金業務へマイナンバー制度を活用したe―shienシステム、出退勤管理システムの導入などの業務が複数発生したことを挙げ、これまでにない多忙感があったことを振り返った。
今後も困難な状況が続くとしながら、限られた財政的要因や人的条件の中で業務に向き合っていくとの考えを示し、「より良い学校教育環境整備のため、執行プロセスの効率化や省力化などの改善を目指し、皆さんと協力、連携しながら道教委関係各課と連絡調整、要望を図っていきたい」と述べた。
議事に移り、各担当が報告事項を説明。本部からは全道規模の会議や研究協議会はすべて中止、書面開催などで対応してきたことを報告。
今後の予定として、来年2月上旬に第3回調査研究部会、2月中旬に第3回総務部会、2月中に第2回道立学校総括安全衛生委員会、3月上旬に第4回3役部長研究協議会を予定していることを確認した上で、今後も新型コロナウイルス感染症の影響から活動が制約される可能性があることも伝えた。
総務部は、3年度道文教施策要望や2年度当初人事異動上の課題等の取組について報告。10月に事務長会ホームページをリニューアルしたことにふれ、デザイン変更等を業者に頼まず、自分たちで運営が可能となったことを説明し、現在、トップページに掲載する写真を募集中であると伝えた。
調査研究部は、本年度の事業計画に基づく業務について、学校の管理運営にかかわる調査研究、第38回道公立学校事務長研究協議会の延期などについて説明した。
中で、平成29年度から3ヵ年にわたって実施している「人材育成にかかる調査研究~事務長の資質向上に関するアンケート」については、調査結果を各支部長あてにメール送信し、会員に配布することとした。
また、来年8月5日から2日間、東京都内で開かれる第45回全国公立学校事務長研究協議会の研究発表についての予定を確認し、来春の総会時にプレ発表の場を設けるなどとした。
ほかにも、事務局は中間決算と決算見込みなどについて報告した。
このあと協議に移り、4年度道文教施策要望の意見集約に関する事項、事務長会ホームページの各部・支部における活用、4年度に予定している第46回全国公立学校事務長研究協議会・総会について審議した。
(関係団体 2020-12-15付)
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