小４国語　かるた作成　さっぽろっ子学習サポート更新

（札幌市 2020-12-21付）

　札幌市教委は１７日、さっぽろっ子学習サポートシステムの学習課題を更新した。小学生対象では全学年の国語、体育などの課題を提示。中学校では全学年の国語、社会、美術、保健体育の課題を示した。うち、小学４年生の国語では、冬の楽しさを伝える、かるたを作成させる課題を提示。中学３年生の社会では持続可能な社会の実現に向けて生徒の考えをノートや取組シートにまとめさせる課題を示した。

　さっぽろっ子学習サポートシステムは、新型コロナウイルス感染症の影響で登校できない児童生徒を支援するもの。毎週木曜日に学習課題を更新している。

　今回の小学生対象課題は、全学年の国語と体育、小学１・２年の生活科、小学３～６年の社会。

　うち、４年生の国語は、冬の楽しみについて学習するもの。児童が知っている冬の言葉をノートや取組シートに書くことを求めている。

　また、札幌の冬の行事や冬の楽しさを伝えるかるたをつくる課題を提示。自分が伝えたいことを設定し、五・七・五で書き、読み札に合った絵を書く内容とした。

　作成するかるたの札は１～２枚としているが、保護者へのかかわり方のポイントとして、かるたを多数作成し、実際に遊ぶ活動も効果的としている。

　中学校対象課題は全学年の国語、社会、美術、保健体育。

　うち、３年生の社会では、持続可能な社会を目指すため日本の社会と経済はどうあるべきか生徒に考えさせる課題を示した。

　税金制度における家計や企業とのかかわりや社会保障制度について、日本の社会保障と財政にはどのような課題があるのか、少子高齢化の視点から考えることを課題に取り組む際の手立てとして示している。

(札幌市 2020-12-21付)