道教委 公立高入選の当初出願状況 全定合わせ30946人 平均0・93倍 7年連続減
(道・道教委 2021-01-27付)

 道教委は26日、令和3年度公立高校入学者選抜の当初出願状況を発表した。全日制・定時制を合わせた募集人員(有朋を除く)3万3100人に対して、3万946人が出願。全・定合わせた平均倍率は、前年度を0・02ポイント下回る0・93倍で7年連続減少となった。

 出願者数が募集人員に満たない全日制の学校・学科数は、普通科102校、専門学校3校3学科、職業学科59校103学科、総合学科12校。

 一方、倍率が1・5倍を超えた全日制学校・学科数は、普通科7校、専門学科1校1学科、職業学科1校1学科だった。

 本年度の中学校卒業予定者は、前年度(実数)より1177人少ない4万1004人。入学者選抜は219校で実施する。

 募集人員(有朋を除く)は、全・定合わせて1200人減の3万3100人。

 これに対し、出願者数は、1642人少ない3万946人。全日制が1527人減の3万81人。定時制が115人減の865人だった。うち、8986人(内数)の枠を確保している推薦入学には、全日制で3737人(同)、定時制で222人(同)が出願した。

 全・定合わせた平均倍率は、前年度より0・02ポイント低い0・93倍で、平成27年度から7年連続で減少。全日制が0・01ポイント減の0・97倍、定時制が0・04ポイント減の0・43倍となった。

 出願者数が募集人員に満たない全日制の学校・学科数は、普通科102校、専門学科3校3学科、職業学科59校103学科、総合学科12校。普通科で4校、職業学科で1校2学科増加した。

 一方、倍率が1・5倍を超えた全日制の学校・学科数をみると、普通科では市立札幌平岸が1・7倍、市立札幌旭丘、札幌国際情報が1・6倍、札幌西、苫小牧東、旭川西、市立札幌清田が1・5倍となっている。

 また、札幌啓成の理数科が2・0倍となっている。

 職業学科では、函館工業の電子機械が1・5倍となった。

 定時制で募集人員を超えたのは、市立札幌大通のみ。

 出願変更は、きょう27日から2月2日午後4時まで受け付けている。

(道・道教委 2021-01-27付)

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