ＳＧＳＣ　スキー学習支援事業　児童の安全確保に一役　三角山小５・６年を補助

（札幌市 2021-02-02付）

児童が安全に滑れるよう補助した

　さっぽろグローバルスポーツコミッション（＝ＳＧＳＣ、会長・秋元克広札幌市長）は１月２９日、さっぽろばんけいスキー場で小学校スキー学習支援事業を実施した。三角山小学校の５・６年生約８０人が参加したスキー授業にスマイル・サポーターズ（スポーツボランティア）１０人を派遣。サポーターは、用具の持ち運びや脱着補助など、教員が行う授業をサポートした。

　ＳＧＳＣは、市民・団体の多様な交流を支えるとともに、スポーツボランティア「スマイル・サポーターズ」を管理し、各種スポーツ大会へサポーターを派遣している。

　今回は、スマイル・サポーターズの新たな取組として、スキー授業の補助を行う小学校スキー学習支援事業を展開。スキー学習支援を行う保護者の確保が困難な小学校にスマイル・サポーター（スポーツボランティア）を派遣し、子どもたちの学びを支え、活動の場を拡大することをねらった。

　本年度は、三角山小をはじめ、北九条小学校、山の手小学校、発寒西小学校、稲積小学校の計５校にサポーターを派遣する。

　２９日にさっぽろばんけいスキー場で行われた三角山小５・６年生のスキー授業には、サポーター１０人を派遣。サポーターは、用具の持ち運びや脱着、スキーが苦手な児童への転倒時の補助など、児童が安全にスキーを滑られるようサポートした。

　スキー授業に同行した三角山小の渡邊裕治教頭は、「危険が伴うスキー学習において、ボランティアを派遣してもらうことで、多くの児童に目が行き届き、安全を確保できるので大変助かる」と話していた。

(札幌市 2021-02-02付)