時間の使い方を考える　さっぽろっ子学習サポート更新

（札幌市 2021-02-09付）

　札幌市教委は４日、さっぽろっ子学習サポートシステムを更新した。小学６年生の家庭では、自身の１日を表にまとめ、家族と過ごす時間を増やすための工夫点をノートに記入する課題を提示。有効な時間の使い方を考えるものとした。

　さっぽろっ子学習サポートシステムは、新型コロナウイルス感染症の影響で登校できない児童生徒を支援するもの。毎週木曜日に学習課題を更新している。

　小学校対象の学習課題では、全学年の国語、体育のほか、３～６年生の社会、５・６年生の家庭を提示。

　うち、６年生の家庭科では、平日と休日の生活時間を表にまとめた上で、気付いたことをノートに記入する課題を提示。家族とのふれ合いの時間や共に過ごす時間を増やす方法を考えることで、工夫した時間の使い方を考える内容となっている。

中学校対象の学習課題では、全学年の国語、社会、音楽、美術を提示。

　中学２・３年生の美術では、自身が登場するオリジナルの４コマ漫画を作成する課題を提示。最近の出来事を振り返り、起承転結で考えた上で、取り組む内容とした。

　また、漫画の背景などに用いられる効果線など、様々な表現技法を使うことで自分らしさのある作品制作を求めている。

(札幌市 2021-02-09付)