全日制１０人増　０．９４倍　　道教委　公立高入選の出願変更状況

（道・道教委 2021-02-15付）

　道教委は１２日、３年度公立高校入学者選抜出願変更後の状況（２日現在）を発表した。出願者数は当初出願時から全日制で１０人増え、全定合計３万９５６人。全定平均倍率は０・０１ポイント上がり、０・９４倍となり、過去最低となった。

　出願者数の内訳は、全日制が１０人増の３万９１人で、道外からの転勤等によるもの。定時制は増減なしの８６５人。

　倍率は、全日制０・９７倍、定時制０・４３倍、全日制課程では、普通科１・０１倍、職業学科０・８４倍、総合学科０・９１倍と当初出願から増減はなかったが、専門学科は１・１３倍が１・１４倍となった。

　出願変更した人数をみると、全日制９８２人、定時制２人。全日制の内訳は、普通科７８８人、専門学科１７人、職業学科１３６人、総合学科４１人。

　出願変更後、全日制で募集人数に満たない学校・学科数は、普通科が当初出願時より４校減の９８校、専門学科が増減なしの３校３学科、職業学科が１学科減の５９校１０２学科、総合学科が増減なし１２校となった。

　倍率が１・５倍を超えた学校・学科は、当初、普通科で７校だったうち３校となった。減った学校は、札幌西、札幌国際情報、苫小牧東、旭川西の４校。

　職業学科は、当初１・５倍だった函館工業・電子機械が１・４倍となったため、ゼロとなった。

　定時制で募集人数を超えた学科は、増減なしの１校２学科。出願者が１０人未満の学校・学科数は１校１学科増の１６校１９学科となった。

　出願変更によって、出願者数が３０人以上変化した学校・学科数は札幌南高普通（３６人減）、大麻普通（３７人増）、釧路北陽普通（３２人増）、釧路明輝総合（４０人減）の４校４学科。

　今後の日程については、推薦入学・連携型入学者選抜合格内定通知が１８日まで、再出願受付は１９～２４日正午まで、学力検査が３月３日、合格発表が３月１６日午前１０時、追検査が１７日、追検査合格発表が１９日となっている。

(道・道教委 2021-02-15付)