道特長　第２回理事研究協議会　次期会長に友善氏（真駒内養護）　根拠ある見解もち取組推進

（関係団体 2021-02-18付）

友善学次期会長

　道特別支援学校長会は１５日、ウェブ会議システムを活用して第２回理事研究協議会を開いた。会長、副会長、事務局長など役員３１人が出席。協議事項のうち、役員選考委員会で次期会長に真駒内養護学校の友善学校長を選出した。友善次期会長は「道教委と連携のもと、校長会として根拠ある見解をもって取り組んでいく」と抱負を語った。

　開会式の冒頭、木村浩紀会長があいさつ。

　関係機関の連携強化による切れ目ない支援の充実に向けて、「道特長の役割として、本道の特別支援教育をより良くするために、特別支援学校のセンター的機能を充実させ、障がい種の専門性等を発揮し、市町村と連携しながら各地域の教職員の専門性や人材育成等を支援していくことが重要」と強調。就学支援の在り方やパートナー・ティーチャー派遣事業の在り方などを整理することを求めた。

　また、業務の見直しや効率化に関する研究を重ねてきたことを振り返り、「かかわる研究の数や広報の発行回数などを削減できた」と成果を報告する一方で、新型コロナウイルス感染症対応について様々な工夫が求められている現状も明かした。

　コロナ禍でICT整備が進み、各学校のスキルも向上しているとし、より一層、ICT利活用等による特別支援教育の質の向上の推進に力を注いでいく考えを示した。

　議事に移り、令和３年度の活動計画案や研究協議会活動計画案、研究活動計画案などについて協議した。

　役員選考委員会では、次期会長に真駒内養護の友善校長を選出。「道教委との連携のもと、校長会として根拠ある見解をもち、新時代の特別支援教育の在り方について、より近付くことができるよう取組を進めたい」と抱負を語った。

(関係団体 2021-02-18付)