共生社会ホストタウンの取組 ウクライナ交流等紹介 札幌市　３１日までＰＲ展

（札幌市 2021-03-04付）

ゴールボール競技の動画なども放映

　札幌市スポーツ局は、札幌オリンピックミュージアムで市共生社会ホストタウンの取組に関するＰＲ展を開いている。取組をパネルで紹介。また、ウクライナとの交流映像、ゴールボール競技の動画などを放映している。３１日まで。

　市は、令和２年３月３１日にホストタウン、４月７日に共生社会ホストタウンとして登録された。

　ホストタウン制度は、様々な国や地域から訪れるスポーツ選手や関係者と全国の自治体との人的、経済的、文化的な相互交流を通して、地域の活性化や観光振興等につなげていく東京２０２０大会独自の取組。この取組を進めるために自治体は、相互交流を行う相手国のホストタウンとして国から登録される。

　共生社会ホストタウンは、ホストタウン制度の一つでパラリンピアンとの交流を通して共生社会の実現に向けた障がいに対する理解や心のバリアフリーの促進につなげるとともに、ホストタウン相手国との継続的な交流を目指して取り組んでいる。

　これを踏まえ市は、ウクライナの共生社会ホストタウンとして、東京２０２０パラリンピック競技大会における、ウクライナ男子ゴールボールチームの合宿を受け入れることとし、市内の学校の子どもたちとの交流を続けている。

　展示では、ウクライナの文化やゴールボールチームの選手、札幌市民とウクライナとの交流内容をパネルで紹介。また、ゴールボールの選手が実際に使用するボールやアイシェード（目隠し）を展示している。

　さらに、ウクライナとの交流の様子や、ゴールボール競技の内容を撮った動画を放映している。

(札幌市 2021-03-04付)