教育活動活性化目指す　札幌市教委・道教育大が協定

（札幌市 2021-03-30付）

長谷川教育長（左）と蛇穴学長が協定書に署名した

　札幌市教委と道教育大学は２５日、STV北２条ビルで連携に関する協定締結式を執り行った。市教委の長谷川雅英教育長と道教育大の蛇穴治夫学長が協定書に署名。今後、両者が協力して市の教育および同大における教育、研究の充実・発展を目指す。長谷川教育長は「大学の支援で教員の資質・能力を向上させ、市の教育活動の活性化を目指す」と述べた。

　協定は相互の発展に向け、教育、文化および学術などの分野で、連携・協力をより一層進めるために締結するもの。市教委と道教育大が協力して市の教育および同大における教育、研究の充実や発展を目指す。

　この日、長谷川教育長と蛇穴学長が協定書に署名。長谷川教育長は、市の教員不足にふれ「大学の知的、人的、物的な支援を借りて教員の資質・能力を向上させ、市の教育活動の活性化を目指す」と意気込みを述べた。

　蛇穴学長は「市教委も教育大も目指す方向は同じ。教員の質を高めて、子どもの成長を助けるために、互いに力を発揮できるところを合わせていきたい」と話した。

　今後、両者は「学校教育の振興および学校職員の資質向上」「大学における教員養成」「教職の魅力向上」などに関する事項で連携・協力していく。

(札幌市 2021-03-30付)