道教委　道高校生防災サミット　オンラインで１０月１５日　各校　講演など事前学習開始

（道・道教委 2021-05-24付）

　道教委は、道高校生防災サミットを１０月１５日に開催する。オンラインを通じて道内の公立高校、特別支援学校高等部の生徒が参加し、防災・減災に関する提言を全道に発信。高校生による防災ネットワークの構築を図る。今後、生徒の意見をもとに大会テーマを決定するほか、各学校で専門家によるオンデマンド講演などの事前学習を開始する。

　本年度初開催となる道高校生防災サミットは、高校生が地震、津波などの自然災害に対する防災・減災に関し提言を行い、生徒会などを中心とした高校生による防災ネットワークの構築を図るもの。令和元年度に開かれた世界津波の日高校生防災サミットの成果をもとに、安全・安心な社会づくりに貢献できる資質・能力の育成を目指す。

　参加対象は公立高校、中等教育学校（後期課程）、特別支援学校高等部の生徒。札幌市内の主会場と各管内の地方会場をオンラインで接続する。

　分科会では、災害の備えと迅速な避難、社会貢献、コロナ禍における防災対策などをテーマに協議・交流。参加生徒の在籍校における防災学習の実践発表なども計画している。

　全体会では、大学教授など災害分野の専門家から助言を受け、分科会の内容を提言としてまとめる。

　２１日付で実施要項を関係者に通知。今後、参加生徒から意見を募り大会テーマを決定するほか、各学校は災害分野の専門家によるオンデマンド講演、サミットのテーマに関する学習、サミット事前のオンラインミーティングなどの事前学習に参加する。

(道・道教委 2021-05-24付)