特別支援パートナー・ティーチャー派遣　利用率　日高８７・８％　校数少ない管内で高い傾向

（道・道教委 2021-06-01付）

令和２年度パートナー・ティーチャー派遣事業学校種別利用率（クリックすると拡大表示されます）

　道教委は、令和２年度特別支援教育パートナー・ティーチャー派遣事業の実施状況をまとめた。管内別の利用率は日高が８７・８％と最高。校種別では小学校は日高が９６・３％、中学校は檜山が９０・０％など、学校数の少ない管内で利用率が高い傾向にある。

　特別支援教育パートナー・ティーチャー派遣事業は、道立特別支援学校の教員を小・中学校等に派遣し、担当教員などに学習指導の進め方や個別の指導計画・教育支援計画の作成等について継続した支援を行うもの。

　小・中学校等の通常の学級や特別支援学級に在籍する幼児児童生徒に対する指導・支援の充実を図ることがねらい。平成１９年度にモデル事業として開始し、２０年度から本格実施している。

　２年度における小・中・高合わせた管内別の事業利用状況をみると、利用率は日高が８７・８％、つぎに檜山が８５・３％、留萌が７９・４％などと続いた。

　校種別では、小学校が日高の９６・３％を筆頭に、檜山９５・０％、留萌９４・１％など。

　中学校は檜山が９０・０％と最も高く、日高８６・７％、留萌８１・８％など。

　高校は根室が１００％で、釧路、空知の順に多かった。

(道・道教委 2021-06-01付)