新規事業　ＩＣＴ活用学びのDX　推進校に２３校指定　道教委　各校種で授業改善

（道・道教委 2021-06-08付）

　道教委は、本年度新規事業「ICTを活用した学びのDX事業」の推進校を決定した。函館市立あさひ小学校など小・中・高・特の各校種から２３校を指定。６月２９日にオンライン開催を予定している第１回研究協議会では、校種を越えて現状と課題を共有、ICTを活用した授業改善を推進する。

　ICTを活用した学びのDX事業は、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を推進するもの。ICT活用授業指針に基づき実践を展開し、成果を全道に普及させる。

　本年度の推進校は２３校で、小・中学校は学力向上推進事業授業改善推進チーム（ICT）の指定校９校を推進校に指定。高校は１０校、特別支援学校は４校となっている。

　各校では、ICTを活用した授業改善を実践し、効果的な事例や校内体制構築の取組、実践上の課題を共有。学校ホームページや公開授業による情報発信、ＩＣＴ活用授業モデルなど実践事例資料の作成に取り組む。

　２９日に第１回研究協議会をオンライン開催予定。事業推進校の管理職や担当教諭などが、ＩＣＴ教育推進に向けた現状と課題を共有し、具体的な推進内容について共通理解を図る。

　推進校はつぎのとおり。

▼小学校

▽渡島＝函館市あさひ小、函館市北昭和小

▽上川＝旭川市朝日小、旭川市神楽岡小

▽十勝＝帯広市北栄小、帯広市光南小、帯広市花園小

▼中学校

▽上川＝旭川市春光台中、旭川市緑ヶ丘中

▼高校

▽空知＝夕張高

▽石狩＝札幌手稲高

▽後志＝小樽桜陽高

▽日高＝富川高

▽渡島＝上磯高

▽上川＝旭川東高

▽宗谷＝枝幸高

▽十勝＝鹿追高

▽オホーツク＝清里高

▽根室＝根室高

▼特別支援

▽石狩＝星置養護ほしみ高等学園

▽上川＝鷹栖養護、旭川養護

▽オホーツク＝網走養護

(道・道教委 2021-06-08付)