道教委 3年度LINE相談 21日から窓口開設 日数7割増 114日に(道・道教委 2021-06-15付)
道教委は、SNSを活用した相談窓口「ほっかいどうこどもライン相談」を21日から開設する。相談日数は前年度比7割以上の増となる114日間で、札幌市を除く道内公立高校生、中学生などが対象。今後、QRコードを記載した周知用カードを作成し、配布する。
道教委は、平成30年度から国の事業を活用し、高校生を対象としたSNSによる教育相談事業を開始。生徒が抱えるいじめを含めた様々な悩みの相談に対応している。
本年度は当初、ゴールデンウィーク明けの5月6日以降の開設を予定していたが、3月下旬にLINEの個人情報が中国の関連会社で閲覧可能となっていた問題が生じたことから、開始を延期した。
本年度の開設期間は、①6月21~30日②7月19日~9月6日③令和4年1月10日~2月5日―のほか、6月21日から4年3月28日までの月曜日。開設日数は、前年度の66日間を大きく上回る計114日間となっている。受付時間は午後5時から10時まで。
今後、相談窓口を周知するカードを作成し、対象生徒に配布。相談窓口のQRコードのほか、子ども相談支援センターによる電話相談、メール相談のアドレスを掲載する。
(道・道教委 2021-06-15付)
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