札幌市中学校長会が例会･研修会　できることを継続　中村会長 コロナ禍の指導で

（札幌市 2021-07-07付）

研究大会の日程などを確認した

　札幌市中学校長会（中村邦彦会長）は２日、ホテルライフォート札幌で７月例会・研修会を開催した。各部の担当者が所管事項を報告。市の各教育団体における研究大会の日程などを確認した。中村会長は、コロナ禍における教育活動について「市教委が策定したガイドラインを順守しつつ、できることをあすから続けていきたい」との考えを示した。

　開会に当たり、中村会長があいさつ。新型コロナウイルス感染症の現状にふれ、各校において引き続き万全な感染症対策を求めた。

　また、過日の、東区のクマ出没騒動について「生徒にはいつ何時、何が起きるか分からない。我々は常に危機管理意識をもって対処しなければならない」と強調。当日における市教委および各学校の対応について振り返り、各校長が緊急事態に瞬時に判断し、決断するため、日ごろから緊急事態に備えたシミレーションを行う必要性を示した。

　コロナ禍における教育活動について「コロナウイルスの影響でそれぞれ思い描く教育ができない中で、市教委が策定したガイドラインを順守しつつ、できることをあすから続けていきたい」と述べた。

　議事に移り、各部の担当者が所管事項を報告。事務局は来年４月に開校する札幌市立星友館中学校の概要や各教育団体における研究大会の日程を報告。指導部では、夏季休業中の生徒指導について協議した。

　次回の９月定例会は１日に道立総合体育センターで開催する予定。

(札幌市 2021-07-07付)