道教委　３年度ＳＳＷ活用事業　美瑛町等３８市町に委託　５人増、計５７人を配置

（道・道教委 2021-07-21付）

ＳＳＷの市町村への配置状況推移（クリックすると拡大表示されます）

　道教委は、スクールソーシャルワーカー（ＳＳＷ）活用事業の令和３年度配置状況をまとめた。委託市町村は新規の美瑛町を含め３８市町。配置予定人数は前年度より５人増の計５７人となっている。

　道教委は、平成２０年度からＳＳＷ活用事業を開始。いじめ、不登校、暴力行為、児童虐待など生徒指導上の課題に対応するため、教育分野に関する知識や社会福祉などの専門的な知識・技術を用いて、児童生徒の置かれた様々な環境に働きかけて支援するＳＳＷを委託市町に配置している。

　本年度の実施市町村は３８市町。ＳＳＷの人数は前年度より５人増の５７人となっている。

　要請に応じ、道立学校やＳＳＷ未配置の市町村立学校へと派遣する道教委独自のＳＳＷは、１人増の１６人を配置した。

　本年度ＳＳＷ活用事業の委託市町はつぎのとおり。

▽空知＝岩見沢市、滝川市、深川市、美唄市、砂川市

▽石狩＝石狩市、北広島市、江別市、恵庭市、千歳市

▽後志＝小樽市

▽胆振＝室蘭市、苫小牧市、白老町、登別市、伊達市

▽日高＝浦河町

▽渡島＝北斗市

▽上川＝東神楽町、比布町、東川町、鷹栖町、剣淵町、美瑛町（新）

▽留萌＝留萌市

▽宗谷＝稚内市、枝幸町

▽オホーツク＝遠軽町、北見市、斜里町、紋別市

▽十勝＝音更町、幕別町、清水町、広尾町

▽釧路＝釧路市

▽根室＝中標津町、別海町

(道・道教委 2021-07-21付)