美瑛小　働き方改革実施計画　教材を共有し時間短縮　タブレット端末を積極活用

（学校 2021-07-27付）

美瑛小における事業の予定（クリックすると拡大表示されます）

　【旭川発】道教委の働き方改革推進事業の指定を受けた美瑛町立美瑛小学校（堀内隆功校長）は、令和３年度実施計画をまとめた。本年度は、ＩＣＴを活用した取組を中心に推進。選択取組に「Ｃｈｒｏｍｅｂｏｏｋを積極的に活用した業務等の推進」を掲げた。町内小・中学校の全児童生徒・教職員に整備されたタブレット端末を活用し、各教職員が作成した教材等を共有フォルダに蓄積するなどして教材研究時間等の短縮を図る。

　実施計画の概要はつぎのとおり。

◆推進地域の取組

【市町村アクション・プランに掲げる取組の推進】

▼具体的な取組

▽会議や打ち合わせの精選や短縮化

▼到達目標

▽会議設定時間の厳守

【北海道アクション・プランに掲げる目標達成のための環境整備】

▼具体的な取組

▽校務支援システムの導入

▽ＩＣＴを活用した教材の共有化等による授業準備等の支援の充実

▼到達目標

▽通知表業務や教材作成時間が短縮できたとする教員の割合７５％以上

【成果の把握、検証および各種研修会での普及】

▼具体的な取組

▽美瑛町教職員等研修会における勤務間短縮に向けた取組の成果発表

▼到達目標

▽年１回

【教育職員の勤務実態にかかる公表等理解促進】

▼具体的な取組

▽出退勤管理システムによる在校等時間の推移と分析

▼到達目標

▽学校運営協議会や学校だよりでの公表

◆目指す学校の姿

▼目標

　教職員全体が主体的に参画し、自分たちの働き方を自分たち自身で決めていける教職員集団づくり。

◆推進校の必須取組

【手引に掲げる取組のうち、学校の実情に応じ、取り組むことが可能なものを主体的に実施】

▼具体的な取組

▽スクール・サポート・スタッフと連携し、共有できる教材のデータベース化と保管等環境整備を進める

▼到達目標

▽教材作成時間が短縮できたとする教員の割合７５％以上

【すべての教員の毎月の在校等時間を客観的に計測・記録・分析・可視化】

▼具体的な取組

▽個人ＱＲコードで計測した結果を月末に集計し、可視化する

▼到達目標

▽勤務時間の可視化によって退勤時間に対する意識が向上したとする教職員の割合７５％以上

【手引に掲載されていない業務改善（すでに実施している学校独自の取組含む）】

▼具体的な取組

▽プログラミング教育加配、英語専科加配を活用し、教材準備時間を確保する

▼到達目標

▽教材作成時間が短縮できたとする教員の割合７５％以上

◆推進校の選択取組

【北海道アクション・プランに掲げる取組】

▼具体的な取組

▽Ｃｈｒｏｍｅｂｏｏｋを積極的に活用した業務等の推進

▼到達目標

▽教材研究時間が短縮できたとする教員の割合７５％以上

(学校 2021-07-27付)