空知局など地元企業合同説明会　進路選択の参考に　滝川市、岩見沢市で開催

（道・道教委 2021-07-29付）

それぞれの業界の特徴などについて理解を深めた

　【岩見沢発】空知総合振興局と空知教育局は１６日と２１日、地元企業合同説明会を開いた。１６日は滝川市スポーツセンター、２１日は市民交流施設であえーる岩見沢を会場に、管内の高校３年生や保護者など約１７０人が参加。興味のある業界のブースで説明を聞いた生徒は「新しいことを知ることができ、発見があった」などと感想を述べ、進路選択の参考にしていた。

　説明会は、人口減少が著しく、労働力不足の深刻さを増す空知管内において、人材確保や職場定着に向けて地域の企業や仕事を周知する機会として、新規高卒者を対象に平成２８年度から継続して行っているもの。

　１６日は、小売業や製造業、介護事業など幅広い業種から３５社が出展。深川西高校や深川東高校、新十津川農業高校、砂川高校、奈井江商業高校などの生徒ら約８０人が参加した。

　２１日は建設業や卸売業、金融業など２８社が出展。美唄尚栄高校や栗山高校、南幌高校、月形高校、夕張高校、岩見沢緑陵高校、岩見沢農業高校、岩見沢東高校（定時）の生徒など約９０人が参加した。

　美唄市の建設業・㈱岸本組のブースでは、担当者が仕事内容やキャリアプランなどについて紹介。説明を聞いた美唄尚栄高の生徒は「女性の活躍や社員同士のコミュニケーションの活発さなどを知ることができ、とても参考になった」「地域とのかかわりが多く、アットホームな会社だと思った」「新しいことを知ることができ、発見があった」などと話していた。

(道・道教委 2021-07-29付)