空知校長会研究大会開催　よりよい社会創る子を　分科会提言への意見　秋に紙上交流

（関係団体 2021-08-05付）

　【岩見沢発】空知校長会（喜多慎治会長）は、第５７回研究大会を開いた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、書面開催とした。基本主題・副主題は「新たな時代を豊かに生き、よりよい社会を創り出していく日本人を育てる学校教育～新たな時代を牽引し、持続可能な社会を形成していく、空知を愛する子供を育てる学校経営」。各分科会の研究主題などに沿って提言している。

　７月中旬に事前研修会を開き、書面開催による取組の進め方などを確認。３１日までに各校長が所属する分科会の提言および紙上提言を読み、意見等を別紙に記入することとした。提出された意見等は今秋までに研修だよりで紙上交流し、『空知野』に収録する方針。

　第１分科会では、研究主題「“社会に開かれた教育課程”の実現」、重点研究領域「“カリキュラム・マネジメント”の推進」のもと、岩見沢市立美園小学校の西村聡校長が提言しているほか、南幌町立南幌小学校の野村智久校長が紙上提言している。

　第２分科会では、研究主題「新たな時代に求められる資質・能力の育成と学校評価の充実」、本年度の研究テーマ「“主体的・対話的で深い学び”の実現を目指した学校経営の推進」のもと、雨竜町立雨竜小学校の角銅隆校長が提言。また、岩見沢市立上幌向中学校の髙田恭介校長、月形町立月形小学校の山下正志校長が提言している。

　第３分科会では、研究主題「豊かな心と健やかな体を育む教育の充実～よりよく生きようとする意思や能力を育む道徳教育の充実」のもと、奈井江町立奈井江小学校の長谷川孝校長が提言しているほか、深川市立深川小学校の佐藤浩之校長、岩見沢市立北村中学校の菊地佳子校長が提言している。

　第４分科会では、研究主題「多様化した学校教育課題に対応できる教員の育成」、本年度の研究テーマ「教職員としての使命感を高める校内研修の充実」のもと、砂川市立砂川中学校の國行宏昭校長、岩見沢市立岩見沢小学校の藤田祐二校長が提言している。

　第５分科会では、研究主題「家庭・地域や校種間における連携・協働の推進」、本年度の研究テーマ「小・中学校との円滑な接続を目指す小中連携・一貫教育の推進」のもと、岩見沢市立栗沢中学校の本川朋一校長、美唄市立東中学校の森聰校長、赤平市立豊里小学校の髙杉直人校長が提言している。

(関係団体 2021-08-05付)