道特長　夏季研究協議会　コロナ禍でも研鑚を　友善会長　経営トップの姿勢説く

（関係団体 2021-08-05付）

　道特別支援学校長会（友善学会長）は３日、令和３年度夏季研究協議会をオンライン開催した。会員６２人が参加。道教委の伊藤友紀教育指導監による講話や道立特別支援教育センターの日向正明所長による情報提供、全体および部会別研究協議などを通して、会員相互の共通理解および研究深化を図った。友善会長はあいさつで、コロナ禍の厳しい状況下にあっても、学校経営のトップとして経営能力の研鑚に努めることの大切さを訴えた。

　新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、オンラインで開催。全道の会員６２人が参加した。

　友善会長はあいさつで、２日から再びまん延防止等重点措置が適用されたことについて、「２学期の教育活動をスムーズに進めることができるよう、ワクチン接種のさらなる加速とともに、一人ひとりが感染予防策に努めていくほかに道はない」と訴えた。

　「厳しい状況下にあればあるほど、私たちは学校経営のトップとして、経営能力の研鑚に努めなければならない」と強調。個々の職能向上とともに、会員相互の連携強化を図ることが、「学校経営によい効果をもたらし、本道全体の特別支援教育の教育力向上に資する」と述べた。

　引き続き、道教委各課の担当者が所管事項を説明。特別支援教育におけるＩＣＴ活用や、医療的ケア実施のためのハンドブック改訂、新型コロナウイルス感染症対策、働き方改革、ミドルリーダー育成、服務規律の徹底などについて解説した。

　このあと、「学校課題解決へ向けた取組と情報共有」などをテーマとした全体研究協議、部会別研究協議、伊藤教育指導監による講話、日向所長による情報提供などを実施。学校経営上の諸課題解決に向けて、会員相互の共通理解を図った。

(関係団体 2021-08-05付)